日本も世界と歩調を合わせるようにして、男女平等を推進しています。しかし、まだまだ男女平等な社会ができているとは言えません。厚生労働省が労働者についての統計データを出していますが、その中でも男女格差はまだまだ大きいことは裏付けられています。データでは、男性のほうが、女性よりも100万円以上も稼いでいると出ています。中小企業でも平均年収の差が100万円以上開いていますが、大企業ではなんとその差が200万円ほどもあるのです。さすがにこの格差は大きすぎると各所から指摘が入っています。
確かに、女性のほうが非正規雇用を選択しがちなのは確かです。出世欲が男性ほど高くないという理由も関係しているのかもしれませんし、男性よりも家庭を重視する人が多いのでしょう。まずは「家庭は女性が守るもの」という意識を男性だけでなく女性からも排除する必要があります。
これから日本が世界で男女平等をアピールしていくためには、まずはこうした国内の現状を改善させていく必要があるでしょう。女性の待遇をより良くし、世界各国の模範とならなければいけません。そのための制度作りが強く求められています。
出産や育児があるので、どうしても年収額が低くなるのは仕方ないとしても、常識的な範囲内の格差に留めておく必要があります。それができないなら、いつまで経っても男女平等後進国として世界中から避難され続けてしまうことでしょう。国益のためでもありますし、国民の幸福度のためでもあります。男女平等を推進することが、今の日本の大きな課題の一つなのです。
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